MONCO’s blog

32歳で看護師になり、うつと付き合いながら仕事と育児に奮闘してます!

仕事を休職しました。

しばらくブログ更新できていませんでした。

 

7月に予定していた精神科の受診ですが…

体調が悪化してしまい、家族にも心配され先週の月曜日に急きょ受診してきました。

 

結果は1ヵ月の自宅療養となりました。診断書をもらい現在は療養中です。

 

 

またネガティブな内容になってしまうので申し訳ないですが、自分の気持ちの振り返りと、もし同じように苦しんでいる方がいるなら…という思いがあり書かせて頂きます。

 

 

自分の感情をコントロールすることが、本当に難しくて…

 

先々週の月曜日に子どもが風邪を引き、私も体調を壊し、

そこからドタドタドタと気分が沈んでいきました。

職場に迷惑をかけていることの罪悪感や、数日開いて出勤した時の恐怖に似たような緊張感。

 

私は職場にいる間、1分1秒足りとも緊張していない時はありません…

 

なぜこんなに緊張するのか…

命を預かることに対する緊張ももちろんあります。それプラス、職場の人とのコミュニケーションにとても緊張します。

 

外来に復帰して約1年、私は必死に勉強し、周囲にも「真面目だね。ここまでしっかりノートを作る人はなかなかいないよ。」と言ってもらうこともありました。

 

それなのに、とにかく物覚えが悪い。

 

こんなに真面目にやっているのに、ルーティンしかできない。予期していないことは、優先度を考えて臨機応変にできないんです。

あとで振り返ったら分かることも、その時は頭が真っ白になってパニックになります。

 

何から始めればいいか、誰がどう動いているか、何を人に頼めばいいかなど、

 

経験したことがないパターンに遭遇すると一気に自分で判断が出来なくなります。

 

初めは周囲の先輩方も教えて下さっていましたが、3ヶ月くらい経った頃から「何でも人に聞かないで自分で考えて行動して。」と指導を受けるようになりました。

指導を受けるのは当たり前のことです。

ですが私には上手く行動できなくて、

 

わからないことが出てくると、回転の悪い頭をなんとかフル回転させて、

 

これは自分の判断で動いても問題ないことか。

念のため先輩に確認した方がいいか。

医師や別な部署に直接確認した方がいいか。

 

を判断し行動しますが、選択を間違えることも多々あり、

 

「何でこんなことしたの。」

「それは私に聞かれたってわからない。」

「そんなこと自分で考えればわかるでしょ。」

などなど…

毎日失敗しては上記のような指導を受けていました。

 

質問すれば自分で考えろと言われ、自分で考えて行動すればなぜ確認しなかったのかと言われ、確認するとそんなこと聞かれてもわからないと言われます。

 

指導の内容は理不尽なこともありましたが、できない自分が悪いし、子どものことで沢山お休みさせてもらっていて本当にご迷惑おかけしていますし、仕事ができるようになるためには先輩方に指導を頂くしかないと思い必死に頑張ってきましたが…

 

私には先輩方の言葉がトゲのように心に刺さっていきました。

 

私が気にしすぎているだけでただの被害妄想かもしれないし…

何とか平常心を保って過ごしていましたが、

今年の2月頃、先輩方のある言葉を聞いて一気に平常心が崩れました。

 

他の科の外来の職員が、たまたま私の科の先輩から少しきつく言われてしまったことがあり、その職員は泣きながら上司にその事を訴えたとのことで、私の科ではその噂話で湧いていました。

「あんな事くらいで泣かれたら何も指導できない。私たちが〇〇さん(私の名前)にどれだけキツく言ってきてるか。」

と言われました。

 

『あ…自覚してたんだ。

私の被害妄想ではなかったんだ…。

私ちゃんと傷ついていいんだ…。』

 

と思いました。

 

 

それなのに、私はとっさに

「できない私がいけないですし、言ってもらわないとできるようになれないので、指導を頂けてありがたいと思ってます。仕事ができるようになりたいので、今後もご指導お願いします。」

と言っていました。

 

もうこれ以上できない自分を認めることも、先輩方の指導に耐えられる余力も残っていないという思いが強かったのに、顔色を伺って気に入られようとしてしまう自分にもほとほと疲れました。

 

それに加えて、私にとっては医師とのコミュニケーションも難しく、どんどん自信をなくしていくというか…

 

そもそも、自信なんて初めから微塵もないので、ただただ心が削られえぐられていくような感覚が毎日繰り返されていき、人に声をかけることが怖くなりました。

 

なんで私は上手く出来ないんだろう・・・

 

自己肯定感を少しも感じることのない日々でしたが、周囲に迷惑がかかるので落ち込んだ顔はしたくなくて…職場や家ではなるべく明るく笑っていました。傷付いて自分のことでいっぱいいっぱいなのに、周囲に気を配って…

 

その度に、本当の自分の心がグチャグチャになっていく感覚で、偏頭痛や胃の痛み、食欲も無くなって、最近では小さな事でイライラして家族にきつく当たってしまうようになってしまいました。

大切な家族を傷付けて何て情けないんだろうとさらに自分を許せなくなって、黙っていても涙が溢れ出てきました。

家族に迷惑をかけて自分が存在している意味って何だろうという気持ちもどんどん溢れかえっていきました。

さらに、日々の生活で楽しいとか嬉しいとか、美味しいとかプラスの感情を持つことに罪悪感や嫌悪感を抱くようにもなりました。

 

このままじゃ、来月の精神科の受診までもたない…

 

不安になり、まずはカウンセラーに話を聞いてもらってみたらどうかと藁にもすがる思いで検索しました。

 

電話でも対応してくれるカウンセラーを見つけ、1時間話を聞いてもらいました。

 

私はどんな時にどんな気持ちになるのか、エピソードを振り返って一緒に確認していく作業をしました。

 

【振り返ってわかったこと】

・人に変なヤツと思われたくない

・いつも緊張してマイナスな思考で考えが終わってしまう

・質問しても嫌な顔をされない場所で働きたい

 

 

看護師として仕事ができなかったらもう自分には何もできないと思っていましたが、よくよく考えてみると看護師はあくまで方法の一つであって、心をズタズタに引き裂かれてまで続ける必要はないのではないかと思いました。

 

カウンセリングを受けたことで、

自分ができる範囲で自信が持てる事、質問しても嫌な顔をされない場所で働くことができれば、それは例え看護師じゃなくてもいいのかなと少しだけ思えるようにはなったのですが、

やっぱり自分に対する情けなさや嫌悪感から体調は改善されず、夫や母にもたくさん心配をかけてしまい、急きょ精神科の受診を早めてもらったという経緯です。

 

 

看護師になってから6年間、一度も自信を持てることなく、できない自分を受け止めて頑張ることにも疲弊してしまい、自分の存在価値を感じられなくなっていました。

 

27歳で看護師を志してから必死で目の前の課題に喰らい付き頑張ってきましたが、私も気付けばアラフォーです。心身共に体力の回復に時間がかかるようになったと感じることが増えました。

 

そろそろ少し休んでもいいのかな…

 

看護師をやりたいと思える時が来たらまた資格を活かして働ける可能性があるのだから、今は看護師から離れて心身の回復に努めるべきなのかな…

 

仕事を辞めても、自分に勝てなかったことの悔しさと情けなさが今後も消えなかったらどうしよう…

 

 

色々と考えがグルグル回っています。

 

 

一先ず家族のおかげで精神科を受診することができ休ませてもらうことができたので、もう少し何も考えずに療養したいと思います。

 

 

せっかく始めたブログも中々更新する気持ちになれませんでしたが、こうして振り返りをさせてもらって少しスッキリしました。

 

 

少しずつでも前に進んでいきたいと焦る気持ちがいっぱいですが、今はゆっくりゆっくり日々の生活に幸せを感じられる素直な心を取り戻したいと思います。

 

 

また体調見ながら少しずつブログを載せていきたいと思います。